はるかの取り組み

生きる力を支える緩和ケア ライフカフェ 飛び出せお茶会 ニコちゃん倶楽部 おっぴさん倶楽部 ほなみ劇団


生きる力を支える緩和ケア

《わずかな可能性に賭けたチームケア》
Aさんと過ごした日々・・・・願いに応えたい←チーム目標

fig_kanwa_002(クリックすると拡大します)

 


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あったか係数×こころの数×姿の数×人の輪

在宅緩和ケアのあったかワットとは、コミュニティケアの温かさです。
あったか係数は病院でいっぱいあるんですが、在宅ではその10倍もあります。
心の数は、遠くにいてもその人を思う気持ちの数を言います。
姿の数は、お見舞いに来た方や近所の方が訪れた見える姿の数です。
人の輪とはおさななじみのグループやサークル活動仲間の輪の数を表します。
ケアの温かさは本人が一番感じることが出来ます。

 

ライフカフェ

穂波の郷クリニックでは毎週“ライフカフェ”が行われている。豊かに生きることをいろいろな角度から見つめていくライフカフェは、様々な人達と人生や哲学を語る場として、その日のテーマや手料理を通して“今を生きる仲間達”との出会いを演出している。
がんや難病などの当事者の方々はもちろん、外来患者さんや引きこもっていた若者達、身内を失ってグリーフケアを必要としている方々や地域の支援者の人たちが集まってくる。“ライフカフェ”には介護保険のデイサービスにはあてはまらない多彩な人達の参加もあり、実に愉しい時間と空間が展開される。ここでも緩和ケアコーディネーターの感性が存分に発揮される。今話題のテーマのもとワークショップが始まり、いつの間にかお互い様のケアが自然と行われたり、参加者同士が新たな気付きの発見を感動の中で掴んでいく。それは今後の新しい医療と介護の在り方を示すものであり、コミュニティケアの文化が創造されていく地域コミュニティの現場そのものである。

 

飛び出せお茶会=出張ライフカフェ

ケアNPOひとあかりの皆さんと心こめて、愛情こめて、祈りをこめて作る手料理を持参し、生活者の御自宅で開催するライフカフェを『飛び出せお茶会』と呼んでいる。緩和ケアコーディネーターのリードのもとに開催され、在宅ケアを受ける生活者だけでなくケアする人のケアも担っている。

 

おっぴさん倶楽部

80歳以上の方々が緩和ケアチームの主体者に
おっぴさんたちが豊かな伝統料理や長年の生活の知恵を存分に発揮し、療養環境を整える応援をしてくれている。緩和ケアチームの花となり、ケアする人・ケアされる人の心の癒しにもなる。草取りやお話し語りが得意であり、聴き上手でもあり人生のご意見番にもなる。

 

ほなみ劇団

患者さんのベットサイドで公演
童話からのメッセージはいつの時代でも心に響いてくる。地域の小学校の命の授業にも出かけ、生きる勇気や心の温かさをテーマに公演する。浜田廣介童話集より「泣いた赤鬼」新美南吉作「ごんぎつね」等が好評である。飛び出せ絵本では参加者と心が一つになり感動のエンディングを迎える演出も体験できる。